今週末、韓国旅行を予定している人は少し注意が必要です。
韓国では2026年9月24日から27日にかけて秋夕(チュソク)の連休を迎えます。
日本のお盆のような時期にあたる秋夕ですが、近年は連休を利用して海外旅行へ出かける韓国人も増えており、空港の混雑も年々大きくなっています。
そして2026年の秋夕期間、仁川国際空港では1日平均約22万8,000人が利用する見込み。
秋夕期間として過去最多になると予想されています。
特に9月27日は約24万7,000人。
韓国旅行の日程と重なっている人は、いつもより少し余裕を持って行動したほうがよさそうです。
今回は、2026年の秋夕期間に予想されている仁川空港の混雑状況と、日本人旅行者が知っておきたいポイントをまとめます。
2026年の秋夕は9月24日〜27日
秋夕(チュソク)は韓国を代表する伝統的な祝日のひとつです。
家族や親戚が集まり、先祖を敬いながら過ごす韓国の大型連休として知られています。
2026年は9月24日から27日にかけて連休となり、仁川国際空港では9月23日〜27日を秋夕連休の特別交通対策期間としています。
この5日間に仁川空港を利用すると予想されている旅行者は、約114万人。
1日平均では約22万8,000人となります。
前年の秋夕期間の1日平均約21万8,000人から約4.8%増加し、秋夕期間として過去最多になる見込みです。
最も混雑するのは9月27日
今回の発表で特に注目したいのが9月27日です。
仁川国際空港公社の予測では、9月27日の利用者は、約24万7,000人。
今回の秋夕期間で最も利用者が多い日になると予想されています。
前年の秋夕期間に記録した1日最多約22万9,000人と比較しても約7.9%多い数字です。
つまり、
「秋夕だから少し混んでいる」
というレベルではなく、仁川空港そのものがかなり混雑する可能性があります。
ただし「出国ピーク」と「入国ピーク」は違う
ここは日本人旅行者も知っておきたいポイントです。
空港全体の利用者が最も多い日は9月27日ですが、出発する人と到着する人ではピークが異なります。
仁川空港から出発する人が最も多いと予想されているのは、
9月24日:約13万2,000人。
一方、仁川空港へ到着する人が最も多いと予想されているのは、
9月27日:約14万人。
韓国では秋夕の連休を利用して海外旅行へ出かける人も多いため、連休序盤には韓国から海外へ向かう人が増え、連休終盤には韓国へ帰国する人が増える構図です。
そのため日本から韓国へ旅行する場合でも、
「自分が仁川空港を利用する日は、出発側と到着側のどちらが混雑しているのか」
まで考えておくとよさそうです。
日本へ帰るなら特に空港までの移動に注意
韓国旅行で仁川空港を利用する日本人にとって特に気になるのは、
「帰国便の日、何時間前に空港へ行けばいい?」
というところでしょう。
今回、仁川国際空港公社は混雑対策を実施する一方で、必要以上に早く空港へ到着すると、かえって混雑を増やす可能性があると案内しています。
空港側では「航空機出発の3時間前程度に到着すれば十分」としています。
そのため、
「混雑するから5時間前、6時間前に行かなければ」
と過度に心配する必要はなさそうです。
ただし、これは空港に到着してからの目安。
ソウル市内から仁川空港へ向かう道路や鉄道、バスなども混雑する可能性があるため、空港までの移動時間には余裕を持っておきたいところです。
仁川空港も特別な混雑対策を実施
過去最多の利用者が予想されていることから、仁川国際空港ではさまざまな混雑対策を実施します。
主な対策は、
- 主要出国場を通常より30分早くオープン
- セルフチェックイン対応航空会社の拡大
- セルフバッグドロップの利用拡大
- 保安検査スタッフや設備を最大規模で運用
- リアルタイムの出国場待ち時間情報を拡充
- 第2ターミナル周辺に臨時駐車スペースを追加
- 空港鉄道や空港バスなどの輸送対策を強化
など。
出発客が最も多い9月24日には、CT X線検査装置も最大45台を稼働させる予定です。
空港側もかなり大規模な混雑対策を準備しています。
第1・第2ターミナルで出国場の待ち時間を確認可能
今回の対策で旅行者にとって便利なのが、
「リアルタイムの出国場待ち時間情報」です。
これまでは第1旅客ターミナルを中心に提供されていた情報が、第2旅客ターミナルにも拡大されています。
利用するターミナルや出国場によって混雑状況が異なる場合もあるため、空港到着後に状況を確認して動くのも有効です。
特に秋夕期間中は、
チェックイン
↓
手荷物預け
↓
保安検査
↓
出国審査
それぞれで通常より時間がかかる可能性があります。
免税店やラウンジを利用したい人は、その時間も含めて考えておきましょう。
9月26日・27日は空港鉄道AREXも一部延長運転
ソウル市内と仁川空港を結ぶ空港鉄道(AREX)についても、秋夕期間に合わせた対応が行われます。
9月26日と27日は、仁川空港を出発する空港鉄道の終電について、一部列車の運行区間をデジタルメディアシティ駅からソウル駅まで延長する予定です。
秋夕の連休終盤に韓国へ戻る利用者が増えることを想定した対策ですが、日本から夜便で仁川空港へ到着する旅行者にとっても関係する情報です。
ただし、すべての列車が延長されるわけではありません。
夜遅く仁川空港へ到着する場合は、当日のAREXの運行情報を確認しておくことをおすすめします。
車で仁川空港へ行く人はさらに注意
今回、特に深刻な混雑が予想されているのが駐車場です。
9月24日時点の報道では、第1・第2旅客ターミナルの予約駐車場は秋夕期間中99〜100%の予約率となっており、ほぼ満車状態です。
仁川空港では第2ターミナル周辺などを活用し、1,767台分の臨時駐車スペースを追加で確保しています。
それでも空港周辺道路や駐車場が混雑する可能性があるため、可能であればAREXや空港バスなど公共交通機関を利用したほうが安心でしょう。
早朝・深夜便でも空港サービスを拡大
秋夕期間中は早朝・深夜便を利用する人も増えるため、仁川空港内の店舗でも営業時間を拡大します。
空港内の免税店、飲食店、ラウンジ、両替所など96店舗が24時間営業。
さらに主要34店舗でも、通常より早く開店したり営業時間を延長したりする予定です。
深夜や早朝に仁川空港を利用する人にとってはありがたい対応です。
秋夕期間に韓国へ行くなら知っておきたいこと
仁川空港だけでなく、秋夕期間中は韓国国内の交通や店舗の営業にも影響が出ることがあります。
特に地方へ移動するKTXや高速バスなどは混雑しやすく、人気列車のチケットが取りにくくなる場合があります。
また、個人経営の飲食店やショップなどでは秋夕当日や前後に休業する場合もあります。
一方、ソウルの大型商業施設や観光地などでは通常営業、または営業時間を変更して営業するケースもあります。
秋夕期間に行きたいお店が決まっている場合は、公式InstagramやNAVER Mapなどで最新の営業情報を確認しておくのがおすすめです。
9月27日に仁川空港を利用する人は特に余裕を
2026年の秋夕期間は、仁川空港で過去最多となる利用者が予想されています。
特に注意したいのは9月27日。
空港全体で約24万7,000人が利用すると予想されており、今回の連休最大のピークとなります。
ただし、必要以上に早く空港へ行くのではなく、
- 利用する航空会社のターミナルを確認する
- オンラインチェックインを済ませる
- 空港までの交通状況を確認する
- 出国場のリアルタイム待ち時間を確認する
- 出発3時間前をひとつの目安にする
など、事前準備をしておくことが大切です。
今週末に韓国旅行を予定している人は、普段の旅行より少しだけ時間に余裕を持って動きましょう。
KOREA PICKでは韓国旅行に影響する最新情報も追っていきます
KOREA PICKでは、新しいショップやカフェだけでなく、空港や鉄道など韓国旅行に直接影響する最新情報も紹介しています。
今回の記事は2026年9月25日時点で、仁川国際空港公社の発表や韓国メディアの報道などをもとにまとめました。
混雑状況や交通機関の運行情報などは当日変更される可能性があります。
実際に仁川空港を利用する際は、航空会社や仁川国際空港、AREXなどの最新情報もあわせて確認してください。
