2026年9月、ソウル・聖水(ソンス)にまたひとつ、世界的なブランドの新たな拠点が誕生しました。
ニューヨーク発のストリートブランド「Supreme(シュプリーム)」が、2026年9月12日に韓国2店舗目となる「Supreme Seoul – Seongsu」をオープンしました。
韓国1号店が誕生したのは2023年。
そして2店舗目として選ばれたのが、今まさに世界中のブランドが集まっている聖水です。
KOREA PICKでは先日、「なぜ世界のブランドは聖水に集まる?」という記事で、ポップアップストアを中心に変化する聖水を紹介しました。
その聖水に、今度はSupremeが期間限定のポップアップではなく常設店をオープン。
これは現在の聖水という街を考えるうえでも、かなり象徴的な出来事かもしれません。
今回はオープンしたばかりのSupreme聖水店と、世界的なブランドが次々と聖水を選ぶ理由について見ていきます。
Supremeが2026年9月12日に聖水店をオープン

Supremeは1994年にニューヨークで誕生したストリートブランドです。
スケートカルチャーを背景に、ファッション、音楽、アートなどさまざまなカルチャーと結びつきながら世界的なブランドへと成長してきました。
そんなSupremeが2026年9月12日、ソウル・聖水に新店舗「Supreme Seoul – Seongsu」をオープンしました。
Supremeにとって韓国では2店舗目となります。
2023年にオープンした韓国1号店は、狎鴎亭(アックジョン)・島山公園エリア。
韓国を代表するファッションエリアのひとつに最初の店舗を構え、そこから約3年。
2店舗目の場所として選ばれたのが聖水でした。
22 Seongsui-ro 7-gil
Seongdong-gu, Seoul 04781
Tel: +82-02-2088-4846
11 – 8 Monday – Sunday
Supreme聖水店はどこにある?
Supreme Seoul – Seongsuがオープンしたのは、ソウル特別市城東区聖水洞。
聖水駅周辺にはカフェやショップ、ポップアップスペースなどが数多く集まっています。
Supreme公式サイトでも「Supreme Seoul – Seongsu」として店舗の様子が公開されています。
聖水を訪れる予定がある人にとって、今後チェックしておきたい新スポットのひとつになりそうです。
なお、オープン直後は混雑や入店方法などが通常時と異なる可能性があります。
訪問する際はSupreme公式サイトや公式情報などで最新の営業状況を確認するのがおすすめです。
聖水らしさを残したSupremeの店舗空間

Supreme聖水店で興味深いのが、その店舗空間です。
聖水はかつて工場や倉庫が集まっていたエリアで、現在もその建物や街並みを活かしたショップやカフェが数多く存在します。
Supremeの新店舗も、そうした聖水の工業的な雰囲気を感じさせる空間になっています。
コンクリートなど建物の素材感を活かしながら、Supremeらしいスケートカルチャーを組み合わせた店内。
新しい建物を作って街の雰囲気を変えるというよりも、
「聖水にある空間をSupremeらしく使う」
という考え方が感じられます。
これも聖水に出店するブランドに共通する面白さのひとつです。
なぜSupremeの韓国2号店は「聖水」だった?
今回KOREA PICKが特に気になったのは、
「なぜ韓国2号店が聖水だったのか」
というところです。
数年前までの聖水といえば、リノベーションした大型カフェや韓国ブランドのショップなどが注目されるエリアでした。
しかし現在は状況が大きく変わっています。
韓国ブランドだけではなく、世界的なファッションブランドやライフスタイルブランドが店舗やポップアップを展開。
新しい商品やブランド体験を発信する場所として、聖水の存在感が急速に高まっています。
KOREA PICKでも以前の記事で、日本のロフトと韓国の29CMによるポップアップや、Spotifyによるイベントなどを紹介しました。
そこへ今回、Supremeの常設店が加わりました。
単なる偶然ではなく、
「聖水に行けば新しいブランドやカルチャーに出会える」
という街のイメージそのものが、ブランドをさらに呼び込んでいるようにも見えます。
KithやHuman Madeなど世界的ブランドも聖水へ
Supremeだけが聖水を選んでいるわけではありません。
現在の聖水には、海外のファッション・ライフスタイルブランドも次々と進出しています。
ニューヨーク発のKith、日本のNIGO®が手掛けるHuman Madeなど、ストリートファッション好きなら気になるブランドの店舗も聖水エリアに存在します。
さらにファッションだけではなく、ビューティー、グルメ、音楽、アートなど、さまざまなジャンルのブランドが聖水でイベントや店舗を展開しています。
つまり現在の聖水は、
「韓国のおしゃれなカフェが集まる街」
だけでは説明できなくなっています。
聖水は「ポップアップの街」から次の段階へ?
ここ数年、聖水を象徴する存在となっていたのがポップアップストアです。
数日から数週間だけオープンする空間で、新商品を体験したり、写真を撮ったり、ブランドの世界観に触れたりする。
こうした体験型のポップアップが次々と登場したことで、聖水には常に「何か新しいものがある」というイメージが生まれました。
しかし最近は、そこからさらに変化しているように見えます。
ポップアップで一時的に聖水へやって来るだけではなく、
世界的なブランドが常設店舗を構える。
Supremeの韓国2号店オープンは、その変化を象徴する出来事のひとつといえるかもしれません。
聖水はブランドが期間限定で商品を試す場所から、
「ブランドが実際に拠点を持ちたい街」
へ変わり始めているのでしょうか。
今後の動きにも注目です。
韓国旅行で聖水へ行く理由がまた増えた
日本から韓国を訪れる旅行者にとっても、今回のSupremeオープンは聖水へ足を運ぶ理由のひとつになりそうです。
特にファッションが好きなら、Supremeだけを目的にするのではなく、周辺のブランドショップや韓国ブランド、カフェなどをまとめて巡るのも面白そうです。
聖水の魅力は、大型ショッピングモールのようにブランドがひとつの建物に集まっているのではなく、
街を歩きながらショップを見つけていくこと。
路地を一本入るだけで突然ショップやポップアップが現れることもあり、街歩きそのものを楽しめます。
Supremeの登場によって、ストリートファッション好きにとっても聖水はさらに面白いエリアになりそうです。
KOREA PICKも次回の渡韓で行ってみたい
今回紹介したSupreme Seoul – Seongsuについて、KOREA PICKではまだ現地取材を行っていません。
この記事は2026年9月17日時点で確認できるSupreme公式情報や現地メディアなどの公開情報をもとに紹介しています。
ただ、ここはぜひ実際に見てみたい場所です。
Supremeだけでなく、Human MadeやKith、周辺の韓国ブランドまで含めて歩けば、
「2026年の聖水でストリートブランドを巡る」
という楽しみ方もできそうです。
前回の記事では「なぜ世界のブランドは聖水に集まるのか」を追いました。
そして今回、その聖水にSupremeの常設店が加わりました。
次は実際に現地へ行って、
街の雰囲気や店舗の位置関係、旅行者が歩いて回りやすいルートなどもKOREA PICKで紹介できればと思います。
聖水という街が次にどう変わっていくのか。
これからも追いかけていきます。
参考情報
- Supreme公式「Supreme Seoul – Seongsu」
- Hypebeast Korea「Supreme、聖水に新フラッグシップをオープン」
- Hypebeast Korea「Supreme 韓国2号店オープン当日の様子」
※本記事は2026年9月17日時点で確認できる公開情報をもとに作成しています。営業時間や入店方法などは変更される場合があります。訪問前にSupreme公式サイトなどで最新情報をご確認ください。
