韓国旅行について調べていると、よく目にする言葉があります。
「ポップアップストア」
ファッション。
コスメ。
キャラクター。
K-POP。
食品。
雑貨。
ライフスタイル。
さまざまなブランドが期間限定の店舗やイベントを開催しています。
特にソウルの**聖水(ソンス)**では、街を歩いているだけでポップアップストアを見かけることも珍しくありません。
韓国観光公社も2026年6月の記事で、韓国では毎週数十ものポップアップストアがオープンし、限定グッズやフォトゾーン、体験型イベントなどを目的に国内外から人が訪れていると紹介しています。
でも、そもそもなぜ韓国ではこんなにポップアップが盛んなのでしょうか?
この記事では、韓国のポップアップストアの特徴や楽しみ方、そしてポップアップの街として注目される聖水について紹介します。
- そもそもポップアップストアとは?
- 韓国のポップアップは「商品を売るだけ」じゃない
- なぜ韓国ではポップアップストアが多い?
- SNSと相性がいい
- 「今しか体験できない」が価値になる
- ブランドを知ってもらう入口になる
- 韓国のポップアップなら聖水が面白い
- なぜ聖水にポップアップが集まる?
- 延武場通り周辺を歩いてみよう
- ポップアップのジャンルはかなり幅広い
- ファッション
- ビューティー
- キャラクター
- K-POP・エンターテインメント
- 食品・ドリンク
- 雑貨・ライフスタイル
- 知らないブランドのポップアップこそ入ってみる
- ポップアップでは限定商品もチェック
- 無料で楽しめるポップアップもある
- 予約が必要か確認しよう
- 開催期間は必ず直前に確認する
- Instagramで探してみる
- NAVERマップなどにも保存しておく
- ポップアップだけで予定を埋めない
- 常設店との違いも見てみよう
- ポップアップはブランドリサーチにも使える
- 「人が多い」だけでも情報になる
- 店舗デザインを見るのも面白い
- KOREA PICK POINT|ポップアップは「韓国の今」を見る場所
- まとめ|韓国へ行ったら「期間限定」をひとつ楽しもう
そもそもポップアップストアとは?
ポップアップストアとは、一定期間だけ営業する期間限定の店舗やイベントスペースのことです。
数日間だけ開催されるもの。
数週間開催されるもの。
数か月にわたって展開されるもの。
開催期間はさまざまです。
通常の店舗と違い、期間が終われば基本的には終了します。
そのため、
「今しか行けない」
という特別感があります。
韓国のポップアップは「商品を売るだけ」じゃない
ポップアップストアと聞くと、
「期間限定のお店で商品を販売する」
というイメージがあるかもしれません。
もちろん商品の販売もあります。
でも韓国のポップアップを見ていると、それだけではありません。
- ブランドの展示
- フォトスポット
- 限定グッズ
- ゲーム
- 体験イベント
- サンプリング
- コラボ企画
- 空間演出
など、ブランドを体験する場所として作られているものがあります。
韓国観光公社が紹介する2026年のポップアップでも、キャラクター、ファッション、ビューティー、エンターテインメントなど幅広いジャンルで、限定商品や体験型コンテンツが展開されています。
「買う場所」というより、
遊ぶ。
見る。
撮る。
知る。
そして気に入ったら買う。
そんな場所と考えると分かりやすいかもしれません。
なぜ韓国ではポップアップストアが多い?
韓国でポップアップが盛んな理由をひとつだけに絞ることはできません。
ただ、実際のポップアップを見ていくと、いくつか特徴があります。
SNSと相性がいい
まず大きいのがSNSとの相性です。
特徴的な店舗デザイン。
大きなオブジェ。
ブランドカラーで統一された空間。
キャラクターと撮影できるフォトスポット。
思わず写真や動画を撮りたくなる仕掛けが作られています。
来場者がSNSへ投稿すれば、それを見た別の人が、
「何これ、行きたい」
となる。
期間限定なので、
「今度行こう」ではなく「今行かなきゃ」
になりやすいのもポイントです。
「今しか体験できない」が価値になる
常設店舗なら、来月でも行けます。
でもポップアップは違います。
開催期間が終わればなくなります。
ソウル市の2025年版・聖水トレンドレポートでも、現代のラグジュアリーを「その場所・その瞬間でしか得られないリアルタイムな体験」と捉え、それが聖水のポップアップに人が集まる理由のひとつとして紹介されています。
商品だけならオンラインでも買える時代。
だからこそ、
その場所へ行かないと体験できないもの
に価値が生まれているとも考えられます。
ブランドを知ってもらう入口になる
ポップアップは、すでに有名なブランドだけのものではありません。
まだ知らないブランドにとっても、
「まずブランドを知ってもらう」
場所になります。
普通なら、
広告を見る
↓
公式サイトを見る
↓
商品を見る
となるところを、
街を歩く
↓
面白そうな建物を発見
↓
入ってみる
↓
ブランドを知る
という流れが作れます。
これ、KOREA PICK的にはかなり重要。
知らなかったブランドと偶然出会える場所でもあるわけです。
韓国のポップアップなら聖水が面白い
韓国のポップアップ文化を体験したいなら、まず候補になるのが**聖水(ソンス)**です。

聖水はもともと靴工場などが集まっていたエリア。
現在は古い工場や倉庫の雰囲気を残しながら、カフェ、ギャラリー、ファッションショップ、ブランドのポップアップなどが集まる街になっています。
特に延武場通り(ヨンムジャンギル)周辺は、ブランドのポップアップが集まる場所としてソウル市公式観光ガイドでも紹介されています。
なぜ聖水にポップアップが集まる?
これも面白いところです。
聖水には、昔の工場や倉庫などを活用した建物が残っています。
こうした空間は、ブランドが独自の世界観を作るポップアップとも相性があります。
真っ白なショッピングモールの一角ではなく、
古い建物そのものを使ってブランドの世界を作る。
それだけでもかなり印象が変わります。
さらに聖水にはカフェやファッションショップなども集まっているため、
「ポップアップだけを目的に来る」
のではなく、
カフェ巡り+買い物+ポップアップ+街歩き
をまとめて楽しめます。
延武場通り周辺を歩いてみよう
聖水でポップアップを探すなら、延武場通り周辺は歩いてみたいところ。
ただし、
「この通りだけ歩けば全部見つかる」
という意味ではありません。
横道にもショップやイベントスペースがあります。
そのため、
聖水駅
↓
延武場通り
↓
気になる路地
↓
知らない店
↓
なんか行列
↓
とりあえず見る
くらいの歩き方が面白いw
予定外のポップアップを見つけられる可能性があります。
ポップアップのジャンルはかなり幅広い
韓国のポップアップというとファッションを想像するかもしれませんが、実際にはかなり幅があります。
ファッション
韓国ブランドやグローバルブランドの新商品、コラボなど。
ビューティー
コスメやスキンケア、美容機器など。
キャラクター
限定グッズやフォトスポットとの相性がよく、ポップアップでもよく見られるジャンルです。
K-POP・エンターテインメント
アーティストや作品とブランドを組み合わせた企画もあります。
食品・ドリンク
飲食ブランドの商品体験やコラボメニューなど。
雑貨・ライフスタイル
文房具、インテリア、アクセサリーなどの商品に出会えることもあります。
実際、2026年6月の韓国観光公社の特集でも、ポケモンやスター・ウォーズなどのキャラクター系から、ファッション、ビューティー、K-POPコラボまで幅広いポップアップが紹介されています。
知らないブランドのポップアップこそ入ってみる
有名ブランドのポップアップなら、
「あ、知ってる!」
となるので入りやすい。
でもKOREA PICK的におすすめしたいのはむしろ逆です。
知らないブランドのポップアップ。
「何の店だろう?」
と思ったら、時間があれば入ってみる。
商品を買う必要はありません。
ブランド名を見る。
商品を見る。
店舗デザインを見る。
価格を見る。
これだけでも面白い。
そして気になったらブランド名を保存しておきましょう。
ポップアップでは限定商品もチェック
ポップアップでは、そのイベント限定の商品が販売される場合があります。
通常商品とは違うカラー。
コラボ商品。
限定パッケージ。
ノベルティ。
こうしたものがあれば、お土産としても面白いでしょう。
ただし、
「限定」という文字を見ると財布の判断能力が低下する
ので注意してくださいw
本当に欲しいのか、一応3秒くらい考えましょう。
無料で楽しめるポップアップもある
ポップアップ=入場料が必要とは限りません。
無料で入場できるものもあります。
一方で、
事前予約制。
整理券制。
時間指定。
有料。
など、イベントによって入場方法は異なります。
人気イベントでは待ち時間が発生することもあるので、行きたいポップアップが決まっている場合は事前確認がおすすめです。
予約が必要か確認しよう
特に人気ブランドやキャラクター関連のポップアップでは、予約や整理券が必要になる可能性があります。
旅行前に、
開催期間
営業時間
場所
予約の有無
入場条件
を確認しておきましょう。
海外旅行では、
「せっかく聖水まで来たのに予約必要だった!」
が一番悲しいw
開催期間は必ず直前に確認する
ポップアップ巡りで最も重要なのがこれ。
情報が古くなりやすい。
例えば旅行記事で、
「聖水でこのポップアップがおすすめ!」
と書いてあっても、記事公開時には開催されていたけれど、現在は終了している可能性があります。
韓国観光公社もポップアップ特集で、スケジュールが変更される場合があるため訪問前に最新情報を確認するよう案内しています。
そのためポップアップ情報は、
旅行直前に調べる
のが基本です。
Instagramで探してみる
ポップアップ探しではInstagramも便利です。
例えば、
성수 팝업
で「聖水 ポップアップ」。
さらに、
서울 팝업스토어
なら「ソウル ポップアップストア」。
気になるブランドがあるなら、
ブランド名+팝업
でも探せます。
日本語だけで検索するより、韓国語検索も混ぜると現地情報へ辿り着きやすくなります。
NAVERマップなどにも保存しておく
行きたいポップアップが見つかったら、場所も保存しておきましょう。
特に聖水は、
徒歩5分だから近いだろう
↓
途中で店を発見
↓
またポップアップ発見
↓
カフェ発見
↓
目的地まで1時間
が普通に起こりそうな街ですw
絶対行きたい場所だけは地図へ保存しておくと安心です。
ポップアップだけで予定を埋めない
面白そうなイベントを調べていると、
10:00 A
11:00 B
12:00 C
13:00 D
と詰め込みたくなります。
でも聖水ではあまりおすすめしません。
ポップアップは、
行列。
入場待ち。
店内を見る時間。
偶然見つけた別の店。
などで予定が変わります。
絶対行きたいポップアップを1〜2個決めて、あとは現地で探す。
くらいがちょうどいいでしょう。
常設店との違いも見てみよう
ポップアップ巡りをしていると、
「これ、普通のお店と何が違うんだろう?」
という視点も出てきます。
常設店舗は商品を継続的に販売する場所。
一方でポップアップは短期間だからこそ、思い切った空間演出や企画ができます。
ブランド側も、
商品を売ることだけではなく、記憶に残してもらうこと
を重視しているように見えるポップアップがあります。
店舗デザインやWeb制作に関わっている人なら、この辺を見るだけでもかなり面白いと思います。
ポップアップはブランドリサーチにも使える
KOREA PICKでは、ポップアップを単なる観光スポットとしてだけでなく、
ブランド発掘の場所
としても見ていきたいと思っています。
例えば、
知らないブランドを発見。
↓
商品を見る。
↓
価格を見る。
↓
Instagramを確認。
↓
日本で販売されているか調べる。
↓
ブランドについてさらに調べる。
この流れ。
前回紹介した「韓国ブランドの探し方」ともそのままつながります。
「人が多い」だけでも情報になる
これも現地で見たいポイント。
ポップアップの前に行列ができている。
店内が若い人でいっぱい。
みんな同じ商品を持っている。
逆にめちゃくちゃ豪華なのに空いている。
こういう情報は、ネットだけでは分かりにくいものです。
何が売れているかだけではなく、何に人が集まっているかを見る。
これも現地へ行く意味があります。
店舗デザインを見るのも面白い
ポップアップでは、商品だけでなく空間もぜひ見てみましょう。
入口。
看板。
色。
照明。
什器。
商品陳列。
フォトスポット。
スタッフの服装。
QRコードへの誘導。
SNSへの導線。
ブランドが短期間で、
「ここは自分たちの世界です」
と伝えるために、いろいろな工夫をしています。
Webデザインと店舗デザインは違いますが、
どうやってブランドの世界観を一瞬で伝えるか
という点では共通する部分があります。
KOREA PICK POINT|ポップアップは「韓国の今」を見る場所
KOREA PICKでポップアップを追いたい最大の理由はこれです。
変わるから。
常設の観光スポットは、次に韓国へ行っても同じ場所にある可能性があります。
でもポップアップは違います。
今回行ったものは、次回にはもうありません。
代わりに新しいブランド。
新しい商品。
新しいキャラクター。
新しいデザイン。
新しい流行。
が入ってきます。
つまり聖水へ定期的に行けば、
街は同じなのに、見るものが変わっている。
ソウル市の観光情報でも、聖水では新しいポップアップや旗艦店が次々に登場し、街のライフスタイルシーンそのものが更新され続けていると紹介されています。
まとめ|韓国へ行ったら「期間限定」をひとつ楽しもう
韓国では、ファッション、コスメ、キャラクター、K-POP、食品、雑貨など、さまざまなジャンルのポップアップストアが開催されています。
特に聖水は、ポップアップやブランドショップ、カフェなどを一緒に楽しめるエリアです。
旅行前に行きたいイベントを調べるのもいい。
でも予定を全部決めてしまわず、
現地で偶然見つけたポップアップへ入ってみる。
そんな楽しみ方もおすすめです。
知らなかったブランド。
見たことのない商品。
面白い店舗デザイン。
そのとき韓国で流行っているもの。
ポップアップには、
「今の韓国」
が詰まっています。
次にソウルへ行ったら、期間限定のKOREA PICKをひとつ探してみてください。
